
世界お茶まつり2016
世界お茶まつり2016が4日間に渡りグランシップで開催されました。初日に世界緑茶会議に参加をした他、富士市の手揉み茶、天下富士の実演と販売、大渕の笹場の紹介はもとより、多くのブースを見学。1日中いても、あきるどころか、時間がたりないかもしれません。茶をもてなすテーブルセッテイングも心惹かれました。 緑茶の良さを広く人々に伝えたいという気持ちがあり、世界緑茶会議に参加をしました。アメリカ全米茶協会会長のピーター・ゴッジさんの話しから: 1991年からお茶と健康ということで茶が人気に。学術記事、有名なマスコミ紙がこぞって緑茶は健康にいいという記事をかき、脚光をあびたそうだ。抹茶が人気。使い勝手がよいのだろうか?今後は健康の観点から医療、栄養士、フィットネス関係の人たちに注目をしてきたいとのこと。茶の輸入も1994年4%が2015年には20%になっており、これからも伸びていくと予測できる。日本の生活文化から成り立つ緑茶なので、お茶の淹れ方教室の展開も必要ではと質問したところ、日本茶コースでやっているとか。私の意見としては、今後はコミュニティベースでお茶

「リブ」運動をよくしる女性
3年前に102日間の船旅で、社会問題にとても関心の強い、「リブ」運動をよく知る年上の女性の方々と出会いペンギン会を結成して、毎年、合宿を行っています。先日、そのお仲間の一人が亡くなられた。その方は、もの静かで口数も少なく、いつもひとりデッキで本を読んでいる人でした。ただ、ときに発する言葉が本質をついていて、この方はどんな人生を歩んできたのだろうか。ただ者ではない人でした。実際に偲ぶ会に出席をして、びっくりするほどの業績を残している方でした。 秋山洋子・・・1970年にウルフの会に参加をしてリブの活動を展開、その後、家族でモスクワ生活をし、その後、日本女性学会、中国女性史研究会などを拠点に、中国の女性文学等翻訳、研究をされてきました。著作多数。 今、遺作となった「フェミ私史ノート〜歴史をみなおす視線」インパクト出版会を読んでいます。歴史上の女性のおかれた立場を洞察力をもって書いています。その時々の社会の空気、男女の感情、考えが映像のように見えてきます。静かな語り口ですが、人として生まれてきたら人として、自らが良いと思う人生ができたらいいのでないか。