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富士市立看護専門学校


看護師国家試験に100%合格率を誇る学校です。就職先は半数ぐらい富士市立中央病院です。また、実習を大切にしているそうです。学生さんたちと話す機会がありましたが、目標がしっかりとあり、ぜひ、頑張って欲しいと思います。目標がみつからず精神的ケアが必要な生徒さんもいるようですが、そこは教師の力、生徒の力を集めて育てて言って欲しいと思います。友もよいし、先生も親切だと生徒さんがいっていたので、期待しています。いうことは簡単ですが、是非に。

看護について、規則改正に伴いカリキュラム内容がかわってきています。ここが気になりました。昭和26年は5,077時間、 昭和42年には3,375時間(4科目)、平成元年には3,000時間(ゆとり教育といっている頃)(5科目)、平成8年は2,895時間(7科目)、平成21年は3,000時間(8科目)。

時間数は減少し、科目は増えて、教える側も教わる側も大変なことがわかります。看護は様々な患者さんや家族とふれ合いますから、総合的なことを身につけているといいのだと思います。実際にどれくらいカリキュラム修得(実になる)に時間が必要なのでしょうか。現在学ぶ8科目は 看護の統合と実践、母性看護学、小児看護学、老年看護学、精神看護学、在宅看護学、成人看護学、基礎看護学。老年、精神、在宅のカリキュラムが加わりましたが、今の時代のニーズがはっきりとわかります。

そして、学校では、教員確保が難しいとのこと。5年の看護師経験、上司推薦があり、その後、8ヶ月の研修があるそうです。知識と心ある先生は不可欠ですから、看護学校の先生になった方々にもう少しお話を聞きたかった部分です。

富士市立看護専門学校

http://www.city.fuji.shizuoka.jp/kenkou/c0110/fmervo000000117d.html


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