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かすかべ研究所(春日部市)

富士市議会は初の議員発議の条例制定に向けて進んでいます。昨年、条例作成について牧瀬稔先生の講義を受けました。その際にかすかべ未来研究所のご紹介をいただいて、今回の視察となりました。イメージとしては、大学の中にある研究所。それぞれ学部はあるけど、別に総合的に研究・調査を行う、研究所が校内に設置されて、町の課題に取り組んでいる。と、いったらよいでしょうか。

かすかべ未来研究所は市役所の総合政策部長が所長、政策課長が副所長となり計7名の市職員からなりたっています。設置の背景には市民ニーズの多様化、厳しい財政状況、職員の求められる能力があり、今後市民福祉の向上のためには、政策推進の迅速性、政策推進の経済性、政策形成能力の向上が必要と判断し、庁内にシンクタンクの設置となったそうです。 研究テーマは横断的に対応するテーマとしています。各課の課題についての調査や研究は各課で従来通りおこなわれています。研究所では、政策形成能力向上研修が開催されています。今までの講座内容にはプレゼン、文書の書き方、データ収集、政策づくり等があります。大学の講義も開催されています。職員7名の人件費以外に168万円の予算で政策研究運営事業を展開しています。役所内にこのような研究所を設けることは、スキルもアップするし、課題について、情報も、考えも、深められるので良いと思いました。そして、職員間のコミュニケーションもよくなっていくのではないでしょうか。

春日部市は土地の高低差がほとんどなく海抜3.9m〜19mです。富士市のまったく違う土地のつくりです。今回視察はできませんでしたが、江戸川沿いのサイクリングロードや首都圏外郭放水路(地下宮殿のような)も興味をひきます。

春日部はくれよんしんちゃんのまち


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