中核市移行検討講演会
全国に市町村1,718(平成30年1月現在)の内、政令指定都市は20市、中核市は48市、そして中核市へと移行予定市は14市。そのほかは一般市・町・村です。富士市は人口約26万人で中核市となりうる市です。静岡県東部では唯一富士市だけ対象市となります。中核市になれば、市のブランド力が増し(中核市になれば、企業の進出も期待できるという話)、保健所機能の加わり、自己決定権の拡充により、市独自の取り組みの展開が今よりもできるようになり、市民サービスの向上につながっていくという将来図を描いています。県費負担の教員の研修を市が権限を持てることは実にいいと思います。メリットはありますが、もちろん、解決すべき課題もあります。財政の支出、専門職の人材確保、県との事務事業の調整等。今後、行政、議会、住民の様々な視点から検討が始まっていきます。静岡県地方分権・大都市制度担当理事の山梨秀樹氏のメリットに関する話はわかりやすかったです。次は、中核都市に移行する必要のないという考えの方々の話を聞きたいと思いました。
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